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自動車保険に入らないのは危険なことなのか?ほんとのところは・・・

   





自動車保険入らない30自動車保険には、加入が義務付けられている「自賠責保険」と、義務ではない「任意保険」の2種類があります。

もちろん自賠責保険は加入しなければ罰則があるものですが、任意保険はあくまで任意なので加入しなくても罰せられることはなく、加入率も地域によるばらつきはあるものの、未加入者も少なくないようです。

万が一の時に自賠責保険でもある程度の補償はできるのですが、その対象は対人のみなので対物については対象外であり、対人の傷害についても程度によっては自賠責保険だけでカバーしきれない場合も多々あり、任意保険はそれを補うための手段です。

自賠責保険の限度を超えてしまった賠償金額は、任意保険未加入であれば当然自己負担になり、その額は莫大なものになる可能性も否定できないと予想されます。



任意保険は基本7種類

任意保険は、対人のものと対物のもの、相手への賠償と契約者自身への補償があり、これらに基づいて大きく分けると7種類になります。

対人+相手への賠償の保険は、「対人賠償」、対人+自身への補償の保険は、「人身傷害補償保険」、「自損事故保険」、「搭乗者傷害保険」、「無保険車傷害保険」、対物+相手への賠償の保険は「対物賠償」、対物+自身への補償の保険は「車両保険」が該当します。

そして、これらを一まとめでセットにしたものや、それに対人・対物あるいは対人のみの示談交渉サービスを追加したものがあるほか、近年では保険の自由化に伴って様々なタイプの保険商品が登場しています。

なお、相手への賠償を目的とした保険は、被害者や遺族への補償という性格上、加害者側に故意や重大な過失・違反(例えば飲酒運転や無免許、違法改造)があっても支払われますが、

契約者自身に対する補償を目的とした保険の場合は、故意や重大な過失・違反が認められた場合は支払われない仕組みになっています。

任意保険未加入者は、何故入らないのか?

任意保険の中で最も広く知られている「対人賠償」・「対物賠償」の都道府県別の加入率を見ると、主要な大都市圏は70~80%台で、大都市圏以外の地域でも70%台の加入率の場所もありますが、その多くは50~60%台にまで下がるという傾向が見られます。

また、搭乗者傷害と車両保険に関して見ると加入率はさらに下がり、大都市圏でも多くは50%弱で、それ以外では20%台という地域も多々見られます。

入らない理由には、経済的事情、自分は大丈夫だろうという過信など色々あるかと思いますが、月々数千~数万円の出費をケチって任意保険に入らなかったことが原因で、万が一の時にその何十倍、何百倍あるいはそれ以上の代償を背負うことになる可能性も考えると、やはり入らないことのほうがリスクは大きいでしょうね。

また、特に加入率が低い地域は、その地域全体で任意保険加入についての意識が低いという可能性もあり、行政や警察および保険業界などで、その重要性を訴えて啓発していく必要もありそうです。



相手が無保険の事故で泣き寝入りしないための「無保険車傷害保険」

自動車保険入らない1290事故の被害に遭った場合に大きな問題となるケースとして、「加害者が対人賠償責任保険に加入していなかった」というケースが挙げられるかと思います。

相手がそれに加入していないと、支払能力がないために十分な損害の補償を受けられないという場合も少なくないので、最悪の場合は泣き寝入りという事態にもなりかねません。

そんなときに、加害者から補償が受けられなかった分を補填するのが「無保険車傷害保険」です。

対人の死亡と後遺障害が残った場合のみが対象で、全ての傷害・物損が補償されないことなどで、対人・対物の賠償責任保険に比べて広く認知されていない傾向があると思いますが、万が一のときに泣き寝入りしないためには、こういう保険もあるということを把握しておいたほうがいいでしょう。



最後に

万が一のことを考えれば保険は入っておいた方がいいですが、経済事情などからなかなか思うように入る気になれないのも現実かと思います。

しかし、「最初から保険など入る気はない」という考えは止めにして、もしもの事態を想定したり自分の懐事情と天秤にかけて、まずはどのようなタイプの保険が自分に一番適しているのかを知っておく必要性は高いかと思います。

万が一の際に自分も相手も守れることを常に考える。それも一人のドライバーとしての使命でしょう。



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